spirit of ecstasy

通称フライングエンジェルと呼ばれている、ロールスロイスラジエーターグリル・マスコット。
本当はspirit of ecstasyというかなり甘美な呼び名が付いていて誕生して今年で何と100年!
the carの編集者、“ロード”ジョン・スコット・モンタギューが友人の彫刻家チャールズ・サイクスに作ってもらったものが原型でこのモデルはモンタギューの愛人エレノア・ソーントンだったという説が有力だそうで、なるほど!!ゆえに快楽魂なのか…


ちなみにspirit of ecstasyには二種類あり、立ちポーズのデフォルトバージョンと日本ではまず、お目にかかれない立膝をついてきちんと着衣の中東向け輸出仕様(男性ドライバーの前に半裸の女性が立つとはケシカランという理由で)があるそうです。


1948年から現在までスピリット・オブ・エクスタシーは、自社ファクトリー内ガスタービン・エンジンのタービンブレードを製造している精密鋳造部門で製作されています。

1915年12月30日、ロード・モンタギューとエレノア・ソーントンは客船ペルシャ号で航海中、ドイツ海軍のUボートの雷撃を受け船は沈没、二人は海に投げ出された。数時間後、モンタギューは救助されたもののエレノアは海に飲み込まれたまま帰らぬ人となる。というアナザースト―リー オブ タイタニック的な映画が作れそうなエピソード満載な”スピリット オブ エクスタシー”であります!!