2輪の異端にして先端だったモトエルフ!!

ELF X フロントハブ・ステア、リアのモノアームという革新的デザインで80年代中盤のWGPシーンで活躍していたフランスのモトエルフ!!「ルノー・アルピーヌA442」(四輪のル・マン24h優勝車)「トヨタTF101」(トヨタF1の先行開発マシン)などを設計、開発したアンドレ・ドゥ・コルタンズ技師のオリジナルアイディアに、 elf石油が出資した野心的なプロジェクト。ホンダからエンジンの供給を受け、プロトタイプレーサーの「elf-x」、「elf-e」(鈴鹿8耐にも出場)などからはじまりGP500ワークスレーサー「ホンダNSR500」エンジン搭載の「elf-5」まで高価なマグネシウム、チタン、カーボン等、先端素材をふんだんに使い発展しました。モトエルフ・プロジェクト終了後ホンダはエルフのシングルスイングアームの特許を買い取り、レーシングマシンや市販車へ『プロアーム』としてフィードバックしました。