アバルト 『124スパイダー』 グッドウッドを走る!!


「サソリ」のエンブレムで知られるアバルトは、フィアット車をベースにした高性能モデルを手がけている。主力車のフィアット『500』ベースとしては、「595」、「695」が存在する。


2016年3月、ジュネーブモーターショー16で初公開された新型アバルト124スパイダーは、新型フィアット『124スパイダー』のアバルト版。アバルトらしいパフォーマンスの向上が追求された。


1.4リットル直列4気筒ガソリンターボ「マルチエア」エンジンは、アバルトのチューニングにより、最大出力が140hpから170hpへ、30hp向上。最大トルクは24.5kgmから25.5kgmへ、1kgm引き上げられた。「Record Monza」と呼ばれるエグゾーストシステムが、痛快なサウンドを発する。トランスミッションは、6速MTまたはATの「Sequenziale Sportivo」。0-100km/h加速6.8秒、最高速230km/hのパフォーマンスを実現した。


足回りは、ビルシュタイン製ダンパーやブレンボ製ブレーキ、専用スタビライザーなどで強化。外観は、前後バンパーやリアスポイラーが専用デザインとなっており、エアロダイナミクス性能が高められている。


この新型アバルト124スパイダーが、グッドウッド名物の全長およそ1.8kmのヒルクライムに出走した。アバルトは、「英国において、新型アバルト124スパイダーが走行シーンを披露するのは初めて」との事であるる。