☆ 奇抜過ぎるにもほどがある! 『 ブルドッグ 』 !! と言ってもCITY TURBOⅡの事ではない!!

異様なこの車は1980年に、アストンマーティンがスポーツカーの限界!を目指し、たった1台だけ作られたということで、エンジンはミドシップにマウントされたV8、5.3リッターツインターボで600psのパワーは当時としては衝撃的だったと思います。公称の最高速も300km/h以上が発表されています。スタイリングは当時のスーパーカー・デザインの金字塔ベルトーネ在籍中のガンディーニ臭がする感じで、アストンマーティンという高級スポーツカーメーカーのイメージからは想像もできない未来志向の車と言え、大変貴重なものだと感じました。小学生の時、この車の写真を初めて見たときは、サイドシル部まで開くガルウイングドア、小型ブラウン管モニター装備のインテリアといい、リアのバックカメラといい、何て近未来ドリームカー的な凄い車なんだろうと感じましたが、今見ると奇妙なアピアランスの車だなぁと感じます。強烈なインパクトの5連ライトは、ボンネットフードが下に下がると出現するという大胆なものですが、それにしてもよくもまぁこんなアイデアが思いつくなと思います。ライト点灯時は非常に空力的には不利でしょう(笑)エンジンはV8でありながらも、漢の2バルブ!ツインターボ!、総排気量5341cc、最高出力600ps/6200rpm、最大トルク677Nm/5500rpm、トランスミッション5MT、タイヤF:225/50-15、R:345/35-15。


こういうスクエアなボディの車は写真では不格好に見えますが、実際に見るとカッコ良く見える車が多いので一度実物を見てみたい!昼間はスマートでエレガントなエッジの効いた車に見えますが、夜の顔はギャグ!!じゃなかった(笑)正にモンスター!!バックミラーで視界に入ると怖いだろうなぁ…、しかし中身は結構シリアスで硬派だったりします。だが…そこが好きだ!いや、大好きだ!!